環境自然科学セミナー
<Last update : 2023.10.10>
第265回 「環境自然科学セミナー」
題目 | Exchange program between Dresden and Kobe University 2023 "TUD Dresden research and Science education" (ドレスデン工科大学での自然科学研究ならびに教育システム) |
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講演者 | Nicola Schmidt氏,Woorin Kim氏(ドレスデン工科大学理学研究科・ドイツ) |
日時 | 2023年10月23日(月) 10:40-12:10 |
場所 | 神戸大学人間発達環境学研究科 F151教室(鶴甲第2キャンパス) |
要旨 | ドレスデン工科大学(TUD)はエクセレンス・イニシアティブ指定校(ドイツ政府の認定した世界のトップクラスの水準を備えた指定大学)である.Schmidt氏からはドイツの大学院の高等教育システムを学ぶ.Kim氏は大韓民国からTUDの大学院に留学しているので,東アジアからドイツ国への大学院留学についてご自身の経験を話していただく. 連絡先: 近江戸伸子 |
第266回 「環境自然科学セミナー」
題目 | DelWine: Select wine quality from genome information(ゲノム情報で上質ワインを育成する) |
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講演者 | Prof. Stefan Wanke(ドレスデン工科大学・ドイツ) |
日時 | 2023年11月16日(木) 15:40-16:40 |
場所 | 神戸大学人間発達環境学研究科 F151教室(鶴甲第2キャンパス) |
要旨 | ワイン生産のために病原菌に強いブドウ品種は,殺菌剤の使用を大幅に減らす可能性がある.EUがグリーン・ディール構想の中で要求している農業における農薬の50%削減目標に貢献する.病原菌に耐性のあるブドウ品種の選抜には,生産されたワインの品質評価も必要となる.この必要性は品種改良の進捗を著しく遅らせてしまう.このボトルネックを回避するためには,ワインの品質形質に関する予測モデルの開発が,有効性を大幅に向上させ,育種プロセスを加速させるために不可欠である.その研究について紹介する. 連絡先: 近江戸伸子 |